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    2008

09.18

28週後...

前作「28日後...」の続編となる「28週後...」をようやく見ることが出来た。
なぜか、異常なまでの競争率でようやく借りる事が出来た。
映画を借りたいと思ってから2ヶ月半もかかったのは初めて!

で、結果はと言うと、『失望』の一言!

前作の28日後...は過去記事でも書いたが、俺の中でのゾンビ映画では近年稀に見る大傑作だった。
まず、ゾンビ界に革命をもたらした。
それまでのゾンビは、「遅い」、「無知」、「群れをなす」、「エグい」がお決まりで、そこにあるのは重苦しい真綿で絞められる恐怖感だ。
だが、その常識をブチ壊した上に成功を収めたのが前作の「28日後...」だ。
これに関しては過去記事を読んでもらうとして、今作は更なるスリルがあると期待して見ていたが、期待通りのものではなかった。
少数だが部隊や兵器のCGに関しては良かったが、安直過ぎた内容が否めない。
単純に前作も知らずに見る分には楽しめるだろうが、ストーリー展開の時間配分にはいささか不満が残った。
また、カメラワークも人によっては不快になると思うほどのものがあった。

<ネタバレ注意>

前作がなぜあれだけ良かったかと言うと、金がかかってない故の恐怖感と絶望感、そして初めて見るゾンビの恐ろしい行動があってのものだ。
だが、今回は近代化した撮影や安全な司令部からの主観でも見ることが出来るため、残念ながら恐怖感や絶望感はあまり感じられなかった。
そこが非常に悔やまれるだろうし、メイン内容で追われる立場になったのは7割程度が過ぎた時の事だ。
初っ端のゾンビの惨劇から逃げる『父ちゃん』のシーンは結構緊迫感もあり、軍なども出てきていないのでそれなりのスリルはあったが、これが唯一のスリルシーンである事も確かだ。
だが、それは僅か全体の尺の1割程度未満と極端に短く、2~7割までは軍で武装された安全な内容や所詮は元々殺されるエキストラだろって分かるので大量虐殺があってもそれ自体は恐怖ではない。
7~8割までは味方である軍からの攻撃もあり、意外と冷静に見ることが出来る。
なので、終盤の「草原のゾンビ襲来」と「暗闇の地下の『父ちゃん』ゾンビ襲来」しか恐怖ポイントがないのだ。
しかも後者はハッキリ言って微妙~な内容と締まらない!
ゾンビ襲来も恐怖を煽るようなカメラワークが逆につまらなさを強調してしまう結果となる。
緊迫シーンに関してはゾンビの早い動きを追求する余り、ハンドカメラでフレーム数を少なくし非常に画像が荒くゴチャゴチャと視点が切り替わったりしてポリゴン酔いする人は頭が痛くなるだろうなって感じだ!
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の高級版って所か?
ゾンビの脅威より味方の武装が強力でちょっと微妙だった。
武装内容を圧倒的に上回る脅威を演出しないとダメだろう。
「エイリアン2」をお手本にして欲しいくらいだ。

で、最大にして最強の不自然な点は、ゾンビ菌の保菌者の警備だ!
ゾンビ感染者が発生したら大惨事になるのは明らかなはずなのに、保菌者の警備の扱いが異常な程に手薄だった。
というか、警備兵が誰一人いない。
そして、序盤で逃げ切った『父ちゃん』がなぜか最高権限のカードキーを持っていたため、勝手に保菌者であった『母ちゃん』に会いに行き、事もあろうかキスをして唾液で感染・・・
『父ちゃん』は、ゾンビでもありながらロックが掛かってそうな扉を出て次々と安全区域の市民を犠牲にした。
『父ちゃん』のキスの代償は、数百人を超える犠牲者とロンドン街、そして使用した兵器の代金だ。
このゾンビの特徴が未だ明確になっていないのだが、見ているとゾンビ同士は基本的に襲わないようだ。
なのに、『父ちゃん』は『母ちゃん』を襲った。
ゾンビが保菌者を襲うならば、『母ちゃん』はよくぞ一度襲われたゾンビ群の他の誰かに再度襲われなかったなって思った。
ゾンビの特徴を不明確にしておけば、それなりに失敗してもつじつま合わせが出来ちゃう所を利用していそうでなんだかな・・・
感染速度が異常に早いのは前作の流れを汲み取っているから仕方ないとして、その感染力も異常に強い(前作でカラスが落とした1滴の血が非感染者の目に入っちゃって感染した位)のに、『子供(息子)』の頬と手にゾンビの血をつけていて誰にも感染しなかったのがちょっとどうなんだろう・・・
基本的に近代的要素を取り入れたゾンビ映画はヒット率は低いだろう。
「バイオハザード」は、ガンアクションがメインとなるので傑作はないが極端な失敗もない。
お遊び娯楽映画として期待もしていないのでそれなりの満足感がある。
しかし、この手のゾンビ自体が恐怖っていうのはもっと原始的な環境の方が合う気がする。
近代的最新鋭の軍隊装備だったとしても組織的壊滅をしてそれぞれがバラバラになって連絡取り合ったり、助け合うならまだしも今回はマジでイケてなかった。

感染と疑わしき者は全殺しってのがアメリカ的な感じ!
これ以上感染者を出さないためなら当たり前かも知れないのだが、「多数を救うなら少数は殲滅」ってのは、殺される立場になると結構エグいね。
明らかに非感染者でもきっと抹殺命令が下されるんだろうな。
でもまぁ、ゾンビに噛み付かれて肉を引き裂かれるよりはマシかもなぁ
初っ端の市民の拘束も何であんなちゃっちぃ門なんだろ!
もっとイカついゴッツい門ならこんな大惨事にならなかっただろうに。
明らかにモロ過ぎだろ!

『母ちゃん』は水もないのにどうやって生き延びたんだ?

ゾンビは基本的に短距離走の瞬発力で永遠と走れるから普通に考えて逃げ切るのは絶対にムリだろ!
ゾンビが疲れている所は一度も見たことが無い。
あれだけの速度で何分も走って来られたら俺には逃げ切る自信はない。
しかも異常なパニック状態に陥っているのだから普段の50%でも運動能力が発揮出来れば良い方だろう。
脳がアドレナリン爆発すると自分でも信じられない運動能力を引き出せたり疲れ知らずっていうのはあるが、所詮は限界がある。
逃げ切るのは不可能だ!
だってあれでしょ?
ゾンビたちにはきっと疲れを司る機能はもう無いんでしょ?
ていうか、このゾンビは生きてるのか死んでるのかさえ不明だ!
生きてるが思考回路が動物以下なのか?
よくわからん。
永遠に続く命がけの短距離鬼ごっこはトラウマになるほど疲れそう。

最後に、この映画には親子愛を全面に持ってきていてゲンなりした。
そんなのどーでも良いんだよ!
親子のつながりを序盤~終盤まで必死に押していたのだが、悪いけど何も感じられなかった。
むしろ、シツケーな、おぃ!って感じ。
ママとかパパとかどーでも良いよ。
だけど、未公開シーンの「アンディの夢」って言うのは家族愛を押すなら消すべきではなかった。
意外と一連の流れなら多少なりとも感動出来たと思う。



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