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    2009

09.30

水が溜まらないダム -大蘇ダム-

今年の始め頃、「水が溜まらないダム」が税金593億円をかけて完成した。

農業用水供給のため農林水産省が熊本県産山村に建設中の大蘇(おおそ)ダムが、湖底などへの水の浸透が想定以上に進み、本体完成から4年を経ても給水ができないでいる。15日に大分県竹田市内で開かれた説明会で、同省の近藤基彦副相が大分、熊本両県の受益農家らに「30年かけて底の抜けたダムを造ってしまった」と謝罪。今秋までに対策をまとめる方針を示した。

大蘇ダムは堤防の高さ約70メートル、長さ約260メートル、総貯水量430万トン。総事業費は約593億円で、熊本県阿蘇市や産山村、大分県竹田市の田畑に水を供給するため、79年に着工した。しかし、05年から試験的に水を入れたところ、予想量の2~16倍に当たる最大4万トン(1日)の水が湖底などに浸透してしまうことが判明した。火砕流の堆積(たいせき)物などによって形成された地質が原因とみられている。15日の説明会では、農水省側が「計画通りの水利機能はない」と認めたうえで、近藤副相は「水を確保したい」と語った。

新規の補修工事などをした場合、既に約73億円を負担する大分県や約23億円を負担する竹田市は「これ以上の負担は厳しい」としている。近藤副相は新たな工事をした場合、地元負担金については、地方交付税の特別交付金でまかなえるようにする可能性も示した。

大蘇ダム
ttp://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=2681

熊本県阿蘇郡産山村周辺では、火山灰の地層が多く、元々水が吸収されやすい事は常識だった。
この村では、近くにダムが無い事から慢性的な水不足に苦しみ、農業もままならない状況下にあった。
遠くのダムから水を供給するのだが、水量が限られているために時間水と呼ばれる方法で農業を行っている。
時間水とは、各農民が水を使える時間を予め決めて、その時間だけ使用可能とするものだ。
18時間周期で回ってくるようで、タイミング次第では1日2回あるようだ。
つまり、朝と夜に田んぼや畑などに水を注ぐという普通行わない農業を余儀なくされている。
そのため、当然生活周期は狂い、大変苦労されている。
また、水がとても貴重なため、最も重要な時期になると1秒多く使ったどうこうで村人同士の関係が悪くなるようだ。
水不足に対して、政府が動き34年越しの今年、ようやくダムは完成した。
しかし、それはダムではなかった。

ダムというのは辞書によると、「水利や発電のために川をせきとめ水をためる構造物。」とある。

だが、この大蘇ダムは、水を『せき止める』事が出来ない代物だった。
原因は、火山灰層によって水が吸収されるだとか・・・
調査などにとても時間費やしていただろうに、何をしていたのだろうか。
ダム施工者は、「大成」、「鹿島」、「梅林」だ。

そもそも、このダムにかかる費用は当初130億円だったのだが、最終的に593億円にまで膨れ上がった。
相手が国だから甘えがあったのだろう。
見積もりも杜撰で、適当だった事は間違いなく、相手が国じゃない時点で契約違反、違反金支払い、裁判沙汰、損害賠償など多くのデメリットを招くのは誰もがわかる。
国は一般的に、「天井知らず」と言われていて金がいくらでも出てくると思われている。
そこに議員の不正が絡むと隠蔽処理が施されるため企業も保険がかかっていると勘違いするんだと思う。
問題が発覚したのは2009/3の時点で、その後この時の与党である自民党の石破茂農相が欠陥ダムであることを認めた。
国では、対応の目処を秋までにすると名言しつつも何もせず、「調査」、「調査」とドラクエにすら出てこない意味不明な呪文を永遠に唱えているだけで、政権交代してお役御免だ。
改めて思うのだが、議員という職業には責任など一切無い超高給お遊び職業だ。
公約は国民を惑わし破るために存在し、約束は破るためにあり、法律は議員が楽になるために作るもの。
いつも苦しい思いをするのはカツアゲされても黙っている一般国民だけだ。
今後の対応は、民主党に委ねられるが、鳩山首相はダムに対しての修復工事などは行わない可能性がある。
漏水は最大1日4万トンにまでなり、450億の追加工事を国が思案しているが、地元住民はもう要らないと反発しているのが現状のようだが、依然農家の方々が過酷な状況に立たされているのは変わらない訳で、彼等はこれからも時間水で一生やりくりするのだろうか?
30年かかってもコレなのだから、近々で何か画期的な対策が施される事は全く当てに出来ないだろう。

単純に思うのだが、3社が当初見積もりの130億円から跳ね上がった分を負担すべきなのは当然至極であり、3社がどういう立場であったかはわからないが463億円を国に還すべきだろう。
そこから、約束を破った分の慰謝料、損害賠償、ダムを見越して大金をはたいて作った農業施設などへの対応など、とても多くの責任を負うべきじゃないのか?
また、当初計画した物が完成するまでは無料で施工を続けるべきだ。
それが出来ないならば、130億円も還してもらうべきだ。
材料費云々いうのであれば、不要なものを地形を破壊されてまで施工されたと抗議すれば相殺だろう。
こんな事がまかり通るならば、今後続々と出続けるに決まっている。
仕事ナメんじゃねーよ。
そもそも、国が介入するものはどれも怪しく微妙であり、大金がかかりすぎて度々問題が発生する。
落ち度があり、それに対して国民が納得出来るだけの対応さえもしなかった時の執行公務員関連を全員退職させれば良いのではないのか?
そんなロクでも無いお役所は要りませんからね。
まぁ、そんな事したらみんないなくなっちゃうな。

こういうのを見ていて、本当に議員(大臣)というのは適当だね、簡単に人事交代するから責任感もなくチャラい。
だから、官僚も議員をバカにしてかかり、「お前らは一番知ってる俺たちの言う事さえ聞いてりゃ良いんだよ、だから判だけ押してろ能無し!」と考えている生き物だ。
官僚は基本的に、机上の空論で話を進め、現場の研究はほとんどせず一度決まったものについては掘り起こさない。
そして一度決定されたものは、住民や国民の反対があろうとほぼ強制的に執行される。
そういう官僚の古い体制に問題を思い、辞職して個人で批判している人がいた事を憶えている。
ちなみに、官僚に判を迫られ、パープリン大臣がポンと認可したが、のちに問題になった場合の大臣は、ほとんどが「平謝り」、稀に「私は知りません」などと責任逃れを言う人もいるが、基本的に謝っときゃ済むだろ!位にしか思ってない。
事が重大だとそのまま辞任か更迭のどちらかに進むだけで次に大臣になる議員も基本的に何ら変わりは無い。

「大臣やっときゃ、次の選挙にハクが付くってもんだ、頼むから問題起きないでくれよ~」

これが大臣の考えです。
福田元首相など、死ぬ前に一度は首相になっておきたいだけじゃないの?とさえ言われている。
なので、志の高き崇高な本物の議員でもない限り、現状から改善される事はありません。
ちょっと大きく動こうものなら、マスゴミたちがコゾって面白おかしく煽り上げ、僅かでも綻びを見せようものならバッシングの雨嵐・・・こんな恐ろしいヤツラにターゲットにされたくないと思う議員は非常に多いのではないのだろうか?
人間は万能ではないのだから、ミスだってするだろう。
肝心なのはどういう対応をするかと言う事。
次につなげる事が重要で、その波がより大きくなれば国は良くなるだろうが、中韓のスパイが入り込んだマスゴミを抑え付けるのは不可能に近い!
ただ、唯一可能なのは国民の支持だ!
国民が正確な判断の元、マスゴミに対して非難集中させればマスゴミの有害な煽りを抑える事は可能だが、政治に興味の無い国民を洗脳するのはマスゴミの得意中の得意なので、国民は簡単にマスゴミにコントロールされているのが現状だ。
マスゴミは、現在起きている事実を報道しないのも、『報道の自由』だと言って自分たちの都合の良いものしかテレビに出さない。
ネットなどで被害を大々的に訴えているそれは、まさに今それぞれがこの負の状況に陥っている。
報道したとしてもほんの数十秒で大々的に特集が組まれる方が珍しい。
報道屋が敵対した勢力のミスであれば、超大々的にさも国民視点でバッシングするだろうが、ウマみが無ければ報道は絶対に動かない。

熊本県阿蘇郡産山村周辺の方々は、まさにこういう負を背負ってしまったのだ。
そして多くの国民が、「あぁ、かわいそうだね。でも自分は大丈夫だから関係ないや。自分はならないし」と思っている。
薬害エイズなど然り、いつあなたがその負に巻き込まれるかはわからないのだ。
その時が来ても、事前からこういう問題に声を上げていないと国は「またか、でもすぐ治まるだろ」程度にしか思っていないので何も変わらないのだ。
だから、関係なかろうが悪い物は悪いと断固とした態度を取る事が最も重要だろう。
自分たちの力で革命を起こして歴史を作ってきた海外では、国民の声がとても強いので政治家なども国民を見下せないようだ。


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