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    2010

04.06

レトリーバをワンルームで飼えるか

まず、見てもらいたいものがある。

「6帖のワンルームマンションで一人暮らしで、ゴールデンレトリバーを飼う事」
ttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1017396195

はぁ?
ムリに決まってんだろ、バカか!

と思うのが当然至極な事だが、犬を飼った事ない人からすれば真面目な内容なのかもしれない。
1帖=3.31m2なので、6帖はたったの19.86m2しかない。
この狭さは異常だ!!!!
俺の今の部屋も24m2で相当狭いと感じるので、19.86m2というのはハッキリ言って人が住む広さではない、と断言する。

以降、なぜ飼える訳がないのか説明する。

1.飼い主の無知・無能さ

まず、犬を飼うなら数年かけて犬を理解しよう。
人生のうち、15年という長い期間共に生きていく相手だからだ。
それは人間の人生の約20%という長い期間になる。
その相手を数分、または数時間、多くは数日しかかけないのは非常にバカである。
これは、犬の調査期間が主であるが、冷静に考える期間も含まれる。
決して、飼いたいのに飼うまでの流れが滞っている期間ではない。
試行錯誤する期間である。
それだけ長い期間一緒にいるのだから、数年遅れようが別に大差はない。
期間が延びて意欲が減退するなら、それは飼うべきではない。
「かわいい」だけの理由で飼う事は止めて欲しいと願う。
動物を世話するという事は、非常に大変でストレスが溜まるものだ。
最初に抱いた「かわいい」という感情は数年と持たないだろう。
思考としては「かわいい」から「責任を持って育てる相手」に変わる!
それは家族にも似たものだ。

2.犬を一人では飼うな

まず、根本的に犬を一人で飼う事にはムリがあると強く断言できる。
飼えると思っている人、または飼っている人は、「犬が大きなストレスという犠牲を払っている」ことに着目していない事が言える。
犬には社会的環境で生活してきた歴史があり、教育や生活環境に問題がなければ甘えん坊だったり人と触れ合ってたいという性格が当たり前なのだ。
一人で生活していれば、仕事で少なくとも10時間、多ければ16時間は家を空けるだろう。
その間、犬はたった独りぼっちだ。
睡眠時間を含めると、その時間は生活時間のほとんどにも及ぶ。
しかも犬時間は人間時間よりも短いので、人間は24時間で1回の睡眠だが、犬は24時間に何度も眠る。
つまり、1時間の感覚が犬の方が長いのだ。
考えてみてもらいたい。

1日のうち、病院のベットに13~19時間位ボーッとしていてください。
その後はちゃんと眠ってください。

こんな生活を何年も、最悪死ぬまで課せられたらどうだろうか?
いわゆる、囚人でさえ恐れる「独房」である。
そういう事実であることについて、飼い主自体が理解していない事がほとんどだ。

3.ゴールデン・レトリーバーは大型犬である

こんな素人丸出しの質問をするという事は、一度も犬を飼育した事がないというのは明白だ。
いきなり素人が大型犬を飼うのは無謀である。
かなりの数が適切な対応が取れていないだろうと感じる。
俺が飼育した事あるのはアメリカ産のドーベルマンで中型犬の部類で、体重は26~33kg程度だ。
つまり、ゴールデン・レトリーバーはそれよりも更に大きい犬となる。
毛の量が大きく関係しているだろうが、見比べてもゴールデン・レトリーバーの方が一回り大きく感じる。
抜け毛量も非常に多く、運動量もとても多い。
毛が長いため、不潔にしているとすぐに雑菌が大繁殖して家の中は非常に不衛生に陥りやすい。
ちなみに、うちの犬のウンチは大人の男の手の平大の大きさで重さにすると600gかそれ以上はあるズッシリした重みがある。
ミニチュア・ダックスフント程度の小型犬のウンチならばデコピンで6m位飛ばせる小ささと軽さだが、うちの犬のでさえ10cmも動かないだろう。
初心者には、毛が長く抜け毛が多い犬種は向かない。
と同時に、非常に多い運動量や躾・制御能力が高い事が大前提である。
また、食費や治療代もそれなりにバカにならないので経済面がカツカツな人はまずムリだ。
そして、大型犬というのは声が低いものの非常に大きいので吠え癖が特徴の犬種は相当難易度が高い。

4.この条件で犬を飼った時のシミュレーション

①経済面
・食費だけでも月々8000~10000円は最低でもかかると思っておいた方が良いだろう
・家を長めに空ける場合は、常に冬は暖房、夏は冷房をかけ続けなければならない(月8000~15000円はするのかな)
・ペットホテル代は一泊5.250円~程度なので人間と同じ位の宿泊費がかかる
・家を賃貸で借りた場合、クリーニング費用やら敷金やらが莫大(30~50万円位?)にかかるので引越しは頻繁に出来ない上に引越し先の物件が非常に少ない
・遺伝的疾患や交通事故、不慮の事故などで手術が必要になったとき大型犬はかなりの費用(最低でも20~30万円以上?)がかかる

②トラブル
・大型犬は攻撃力が高いので躾がシッカリ出来ていないと他人を傷つけてしまい訴訟問題になる(数十万円~数百万円)
・近隣に犬が苦手な人がいると、小型犬に比べて大型犬への批難はエスカレートしやすい
・無駄吠えがあると近隣からの苦情は必至で、直接的な人間関係のトラブルも極めて多い

③生活の制限
・旅行などにはまず行けないと思った方が良い(なんちゃって犬好きだとペットホテルに預けているが)
・安易に友達の家に泊まったりなどは一切出来ない(するなら一度家に帰って全ての世話をしてあげること)
・常に家を空ける時間を気にしなければならない
・自分が病気になる事や事故に遭う事は絶対に許されない(特に入院はもってのほかで、意識が戻らないと犬も死んでしまうし空腹や不安によって犬が暴れて家がボロボロになり吠え続ける事も想像付く)

④飼育
・何よりもまず躾をシッカリさせる(それには子犬の頃から徹底的に妥協せず!)
・病気にならないようにバランスの良い食生活に注意する
・歳を取るたびに罹患率(病気にかかる確率)が高くなるので生活環境に気を遣う必要がある
・ストレスを与えないだけの運動量と遊ぶ相手を務める必要がある(散歩で歩かせるだけの人がいるがそれは間違い)
・散歩から帰ってきたら最低でも足の裏を洗う、草やぶなどに入った場合は毛の手入れ
・1日3回のウンチと10回以上のオシッコの掃除
・おやつなどは与え、人間の食べ物は絶対に与えない事(一度もあげなければ欲しがらない)

⑤通勤前のイメージ
・水を取り替え、ご飯を作って与え、食べ終わったら必ず器を下げる
・ご飯後にするウンチの掃除
・待機環境の設定(夏なら冷房や扇風機などをつける、冬なら暖房や暖房器具をつける、それ以外は気温に合わせ、ゲージやらサークルやらの設置の有無などの対策を施す人はその手間)

⑥帰宅後のイメージ
・留守番のご褒美のおやつを与える
・1回分または2回分のウンチの掃除(トイレの替え含む)、水の取り替え
・ご飯を作って与え、食べ終わったらすぐに容器を下げる
・ご飯後のウンチの掃除
・その後、1時間程度かけた散歩(走らせる事を前提で考えよう)
・帰ってきたら足の裏などを洗うが、犬の体臭に応じてお風呂にも入れてあげよう(俺はほぼ毎日お風呂にいれていた。なぜなら、毎日最低5kmランニングさせていたから2~3日経つと浮浪者のような悪臭で耐えられないからだ。)
・一緒にいると甘えだすのである程度相手をしてあげる(ガゥガゥ言い出すと近所迷惑だが自然と声は出る。またデカいので想像以上に疲れる)
・抜け毛が凄いので床の掃除は毎日する

⑦犬の挙動(悪い状況を想定;全ては躾け次第)
・家を空けようとすると吠えたりしてグズりだす
・無駄吠えが治らないので近所からの苦情が耐えない(管理会社などから苦情の可能性もあり)
・留守の間は勿論、一緒にいる時にも部屋を傷つける
・帰ってくるとゴミ箱が荒らされて中味がそこら中にブチまけられている
・帰ってくるとウンチを踏んだらしく、そこら中にウンチの肉球マークがある
・帰ってくるとウンチやオシッコをトイレでせずにそこら辺で漏らしている
・帰ってくると水の容器がひっくり返っていて水がジャバジャバになっている
・留守の間はベッドで寝ていたらしく、毛だらけで汚されている
・帰ってくると家具などが倒れてメチャクチャになっている
・帰ってくると餌の袋を破いて好きなだけ食べ散らかしてる
・全く言う事を聞かない
・飼い主に対しても凶暴で唸り、牙を剥き出しすぐに噛み付く
・風呂を嫌がり暴れだす
・散歩中、全く言う事を聞かずに暴走する
・散歩中、帰ろうとすると嫌がり動かなくなる
・散歩中、他の犬や人に対して威嚇して噛み付く
・家に遊びに来た人を敵だと思って延々吠え続け、噛み付く
・制御不可能でペットホテルやペットと泊まれる宿泊所から拒否される
・動物病院ではいつも大捕物状態
・近親交配による遺伝的疾患などにより、すぐに病気にかかり医療費がかさむ
・好き嫌いが激しくご飯をすぐ飽きる(食べないまま放置すると体調不良になり入院等が必要になる)ので、1週間単位で新しい餌を買い与える
・ウンチを食べる癖が治らない


簡単に話してもこれだけの事はすぐに言える。
他に誰か面倒を見てくれる人がいるなら犬の飼育は非常に楽になるが、一人で全て管理するとなるとその心身疲労は想像を遥かに超える試練が待っている事だけは言える。
それが、「かわいい」だけの気持ちで支えられるとは、到底思えない。
人情味がある人間ならば最期まで面倒を見るだろうが、世の中ではかなりの割合で犬を殺害することでその問題を回避している。
2008年の記事で犬猫の殺処分は年間40万匹という。
猫は強制力がないので多くが犬である。
少なく見積もって6割だとしても24万匹だ。
毎日657.5匹の犬が殺されているということになる。
都道府県別にすると、自分の住んでいる都道府県で毎日14匹の犬が殺されている。
犬を殺す理由の大半は、飼い主が無謀で無知で大バカだからだ。
つまり、子犬の時期の無教育により、成犬後になってまるで言う事を聞かず、手に余るからだ!

悪い事は言わない。
まず、初心者が犬を飼うなら、小型犬から始めてほしい!
人生は長いから後からでも犬は飼える!
また、4年位飼って手がかからなくなったタイミングから別の犬種を飼う手もある。
まずは犬を飼育するというものがどういうものか身を以って理解してしてほしい。
ハッキリ言うが、大型犬と小型犬とではその負担量は月とスッポンほどの差がある。
また小型犬の場合、引越し先でも相談出来る余地があるが、大型犬の場合相談する余地すらない物件がほとんどだ。
だからいきなり大型犬など不可能にも程がある!と言いたい。
そして、一人で飼うなどはもってのほかだ!
一人で飼うということは自分も地獄のように大変だろうが、犬はもっと苦しみを味わっている。
その現実を作り上げたのは、飼い主が「犬を購入」したからだ。
つまり、それは自分で招いているので辛かろうが知ったことではないんだよね。
むしろ、もっと安全に楽しい世界で生きられたかも知れない犬をそんな独房の僻地でストレス死させられる犬が被害者だ!
俺はドーベルマンを数匹飼っていたが、それでも『ワンルームで一人暮らしで大型犬を飼う』ことには全く自信がない。
いや、飼えないと断言できる!
寿命まで生かす事は最低限のことで当たり前だ。
犬にも幸福を感じて育てる自信がないし、自分の精神状態を安定させる自信がないということだ。
狭い環境で犬を飼うということは、互いに物凄いストレスだろう。
そして、何より絶対に回避出来ないと思う点は、自分の「精神的ストレス」だ。
とてもマトモでいられないだろう。
俺は動物の菌に弱くて空気が悪くなるだけで頭痛がしたり気分が悪くなる事がある。
帰宅後はどう考えても間違いなく空気は劣悪を極めているだろう。
俺が犬を飼うならば、「確実に安全に平穏に犬を飼える環境を整えてから」だと思っている。
それが犬を飼った事がある経験から基づいた鉄則だ。


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